
女の子だと、小さいころに「お花屋さん」って一度は憧れる職業ですよね。
毎日きれいなお花に囲まれて仕事出来るなんて楽しそう!
綺麗な花束やアレンジを作ってしまう花屋さんってすごい!
お花のいい香りに包まれて幸せになれそう!
そんな意見も多くありますが、いざお花屋さんをネット検索してみると
「花屋 きつい」
「花屋 大変」
と言うワードが上位に上がってきます。
お花屋さんって本当にそんなにきつくて大変なの?
筆者はお花屋さんで数年アルバイトを経験しました。
元々好きな仕事だったので、辛いと言うよりもとにかく楽しいの毎日でした。
でもきついと感じる人も確かにいるようです。
今回は筆者の経験から、お花屋さんで一番忙しい母の日。
この日にスポットを当てて、仕事内容と一日の流れ、楽しさ、大変さをご紹介したいと思います。
花屋でのバイトのきっかけ
母の日の配達のアルバイト
花屋でのバイトのきっかけ
筆者が花屋でアルバイトをしたきっかけ。
それは元々フラワーアレンジを習っていたお花屋さんからの誘いでした。
数年前から、お花屋さんの一角で開かれているフラワーアレンジメントの教室に通っていました。
そのお花屋さんにはスタッフは3人。
社長と、フラワーアレンジの資格を持っている社員1人と、配達専門のバイトの3人です。
個人営業の花屋ではこのくらいの規模が多いみたいです。
あるとき、配達専門のアルバイトの人が辞めることになり、筆者に忙しい母の日だけでも手伝ってほしいと依頼がありました。
筆者は会社勤めをしていましたが、週末はお休みなので快諾。
年に2日間だけの母の日バイトを3年ほど続けていました。
その後、結婚や出産もあり、母の日のバイトもフラワーアレンジの教室もお休みします。
そして4年程ご無沙汰にしていたある時、お花屋さんの社員の人から連絡があります。
「久々にお店でバイトしない?」
聞けば社長が体調を崩し、配達に手が回らないと。
筆者はまた母の日のバイトとして週末2日間だけお世話になることになりました。
母の日の配達のアルバイト

母の日のお花屋さんは1年の中で一番忙しい日です。
とは言え、最近ではお花屋さんまで足を運ばなくても、ネットで花を注文できたり、花以外のプレゼントも増えているので、年々件数は減っています。
それでも朝早くから夜まで、母の日には仕事は次から次へとやってきます。
筆者は習っていたとはいえ、フラワーアレンジの資格はありません。
なので、配達が主な仕事になります。
筆者がしていた配達のバイトの1日の流れは次のような感じです。
【一日の流れ】
母の日だけのアルバイトなので、朝8時ころには出社しますが、すでに皆出社して仕事をしています。
そのため、普段はまず開店の準備をするのですが、この日はしません。
それよりも一刻も早く配達に出発しなければ、今日の配達が完了しません!
すぐに配達の準備に取り掛かります。
①配達先の在宅の確認
花は生ものです。
配達先できちんと受け取ってもらう必要があるので、配達先に電話をして、配達時間に在宅しているか確認をします。
週末は出掛けてしまって不在になる家庭も多いので、夜の配達予定でも出来るだけ朝のうちに連絡をとってしまいます。
これがなかなか大変。
みんなサプライズでプレセントすることが多いので、必ずいるとは限らないのです。
②配達先のエリアを分けます
配達する花は何十件もあるので、一度での配達は不可能です。
配達はもちろん、お花を用意する方も鮮度を考えてぎりぎりに作るので追い付けません。
筆者のバイト先のお花屋さんの配達に使う車は軽トラックにホロがついたタイプ。
荷台のスペースにも限りがあります。
在宅の確認が取れた配達先を、効率よくまわれるように、エリアが近い配達先でいくつかに分けます。
あとは地図をみて、どの順番に配達をするか決めていきます。
これが意外と大変。
地図上では近くても、一方通行で回り道をすると全然近くなかったり、道が狭くて車で通れなかったりと、思うようにはいきません。
カーナビをつかってもその場しのぎで、やはり住宅地図をみて回るのが一番わかりやすいと思いました。
③配達のお花の準備・積み込み
配達する順番に注文の花束やアレンジを準備してもらい、積み込んで出発です。
積む順番にも工夫が必要です。
お花が倒れないように箱に詰めたり、届ける順番スムーズに出せるようにと工夫してトラックに積み込みます。
④配達先に届ける
いざ配達先に届けます。
ところが、結構配達先に行っても誰もいない。
朝、在宅の確認を取ったのに出掛けちゃったりして。
まずは本当にいないか電話してみます。
それでもいないときは、一回来たことをアピールするためにメモを残します。
だから配達の時に携帯電話とメモ用紙は必須。
この時は不在配達を書く宅配業者の気持ちがよくわかります。
⑤戻って伝票の整理
配達した伝票をまとめ、また①~⑤を夜まで繰り返します。
配達以外の仕事
ひたすら配達!が主な仕事ですが、そのほかにもすることはあります。
次のお花を積みにお店に戻っても、お花がまだできていないときは店頭の来客対応です。
いくら趣味で何年かフラワーアレンジメントを習っていたとはいえ、お客さんに売るほどの商品は作れません。
予算や希望を聞いて、社員の人に作ってもらいます。
中にはカーネーションを1本だけ買いにくるかわいい子供もいます。
カーネーション1本なら、さすがの筆者にも用意出来ます。
後はアレンジメントの包装も、あらかじめ教わっておいたので対応することが出来ます。
でも、やっぱり一番手間がかかるのはお花を作る事。
自分にもっとお花のスキルがあったらな~なんて何度も思いました。
花屋でのまかない
一日中忙しい母の日のバイトなので、お昼もいつ食べられるかわかりません。
みんな数日前からヘトヘトになって働いているので、お弁当を作るなんてこともできません。
なので、母の日のお昼ご飯は社長のおごりで配達ついでに買ってくることがほとんど。
花屋さんって新しいお店の情報が早いって知ってます?
オープンの時にお店にお花が届くじゃないですか。
だから、新しい飲食店やケーキ屋さんなんかの情報もかなり早い!
なので美味しいお店のテイクアウトをよりどりみどりなんです!
お昼もですが、やはり疲れると甘いものが欲しくなります。
筆者のバイト先の社長が甘党だったこともあり、三時のスイーツも知る人ぞ知る!っていうケーキ屋さんで買ってくることが多かったです。
やっぱり配達すると気になるみたいで、ついつい食べてみるみたいです。
だからお花屋さんは美味しいお店の情報も豊富!
仕事はハードですけど、ランチやおやつはかなり豪華に頂けました。
花屋のアルバイトのいいところ

母の日なんかは目が回るほど忙しい!
普段もお店は寒いし、花は重いから力はいるしで、仕事としては結構大変なお花屋さん。
どこが魅力なのでしょうか?
☆お花が好き
筆者はこれにつきます。
ショーケースいっぱいに並んだお花を見るだけでも幸せな気分になれてしまう。
季節ごとに感じるお花のいい香りにも癒される!
お花好きにはやっぱりたまりません。
☆喜ばれる
お花をもらって嬉しくない人っています?
やっぱりお花ってプレセントすると喜ばれる。
配達に行ってもみんな笑顔で「ありがとう」と喜んでもらえます。
☆地域の情報通になれる
新しいお店にお花の配達に行くことも沢山。
配達先で新しいお店の情報を得るのはもちろんのこと、普段通らない道を配達で通ると色々なお店や素敵な場所を見付けます。
渋滞の時の抜け道も結構開拓できたりします。
花屋のバイトつらいところ
楽しいばかりの花屋のアルバイトですが、どうにもならないつらいこともあります。
それは冬の寒さ。
お花が咲いてしまわないように、いつもお店は涼しい温度で保たれています。
夏は涼しいけど、冬の寒さは身にしみる!
パッと見た目ではあまりわからないかもしれませんが、冬のお花屋さんはかなり着ぶくれしてますよ。
あと、お花って結構重いんですよ。
段ボールに何十本って入って仕入れるから、その重さは相当です。
ついでにお花が入っている水を張ったバケツも思い!
家で掃除に使うバケツを違って、お花がきちんと入るように、高さもあって、水もたっぷり入りますから。
それらを持ち上げるから、腰を傷めないように気を遣います。
まとめ
筆者のお花屋さんでのバイト経験をもとに、お花屋さんについてご紹介してきました。
確かに大変かと聞かれると大変なこともありますが、やっぱり筆者はお花屋さんのアルバイトが大好きでした。
残念ながら筆者の働いていたお花屋さんは今はもうありません。
でも、いつかまたお花屋さんでアルバイトしてみたいと思っています!
専業主婦をしているチワワです。
興味があるものは何でも体験してみないと気が済まないため、高校生の頃より数多くのアルバイトを経験してきました。
人付き合いが大好きなので、短期のバイトでも同僚からかなりディープなバイト情報をゲットするのが特技です。
動物が大好きですが、家庭の事情で飼えないため、家の近所に住み着いた猫の親子を可愛がる毎日です。