
突然ですが、あなたはどんなアルバイトをしたことがありますか。
飲食店での接客、自宅での内職、結婚式場のスタッフなど、この世には膨大な種類のアルバイトが存在しており、その数は到底数え上げることが出来ないでしょう。
しかし私はその数あるアルバイトの中で、最も素晴らしいアルバイトの1つを見つけてしまいました。
コンサート会場のスタッフ? 模擬試験の監督員?
いいえ、それは『塾講師』のアルバイトです。
ではなぜ『塾講師』のバイトがそんなに素晴らしいと言えるのか。
今回はその理由について様々な情報と共に皆様にお伝えしていきます。
また、『塾講師』と似た職業である『家庭教師』もまた素晴らしいアルバイトであり、それぞれに長所があるのですが、今回は『塾講師』のバイトに着目して話を進めていきます。
『塾講師』の主な仕事は?
『集団授業』スタイル
『塾講師』の主な仕事は?

『塾講師』の主な仕事は、もちろん顧客である生徒に教育をする事です。
教育と言ってもその中身はとても深く、ただ単純に教科書の知識をそのまま詰め込ませれば良いという訳ではありません。
『塾講師』には、機械的に淡々と授業を進めるのではなく、板書を工夫したり、生徒に質問を問いかけたりして生徒の理解を深めるスキルが求められます。
また、授業だけではなく、学習習慣の指導や文理選択や志望校などの進路指導も『塾講師』がするべき仕事であります。
しかし、やはり一番重要な事は学習面での指導です。学習指導塾における学習指導スタイルは大きく2つに分けられます。
まず1つは『集団授業』スタイル。そしてもう1つが『個別授業』スタイルです。
それぞれにそれぞれの長所・短所がありますので詳しく説明していきます。
『集団授業』スタイル

『集団授業』スタイルは、講師1人が数人~数十人の生徒に対して授業を行う形式です。
生徒からすれば、普段の学校での授業スタイルとあまり変わらない為、学校での学習のペースを乱すことなく授業に取り組むことが出来る点が、この『集団授業』スタイルのメリットです。
つまり、この『集団授業』スタイルを担当する塾講師は、学校の教員のような指導スキルが求められる訳です。
一人の生徒を理解させるだけではダメで、全ての生徒を一度に管理し、平等に扱わなければならなく、指導が偏るような事があってはいけません。
ただ、後述する『個別授業』に比べれば、授業中に生徒と1対1で会話をすることは比較的少ないのも特徴です。
その点においては、1対1でのコミュニケーションがやや苦手な方に適しているスタイルと言えます。
『個別授業』スタイル

一方でこの『個別授業』スタイルでは、先生1人に対して生徒が1人というマンツーマンでの指導です。
こちらの場合、その生徒の学力・性格等を考慮して、生徒一人一人に適した指導方法をしなければなりません。
また、生徒が先生にいつでも質問できる状況なので、思わぬ質問を問いかけられるということも十分にありえます。
それゆえ、様々な質問に対して柔軟な考えで生徒に分かりやすく理解をしてもらえるような対応をするスキルが求められます。
そのような点においては、コミュニケーションが得意な人に適したスタイルと言えるでしょう。
塾講師アルバイトの『給料』は?

さて続いては、アルバイトをする上で最も重要な要素の一つである『給料』についてです。
『塾講師』のアルバイトは他のバイトに比べて比較的給料が高いです。
それもそのはず、塾講師のアルバイトをするにはある一定以上の学力が必要です。
そのようなある程度の学力と、他人にそれを教えることができる指導力を兼ね備えた人の人数と、例えばファストフード店のアルバイトをするのに必要なスキルを持っている人の人数を比べたときに、圧倒的に前者の方が数が少ない訳です。
そうすると必然的に『塾講師』の価値は高くなりますから、どこの地域でも、どんな塾でも、比較的給料が高いと言えるでしょう。
塾講師アルバイトの給料の相場
塾講師のアルバイトの給料は、指導スタイルや指導する生徒の学年によって大きく変わります。
給与を決める主な要点は以下の4項目です。
- 集団指導か個別指導か
- 担当する生徒の身分(小学生or中学生or高校生or浪人生)
- 入試対策指導か学校補修指導か
- 自分の学歴(重要)
それぞれについて詳しく説明をしていきます。
① 集団指導か個別指導か
集団指導と個別指導では、先ほども説明致しました通り、授業の進め方も違いますし、コミュニケーション能力の有無など求められるスキルの種類が若干違います。
結論から言ってしまうと集団指導の方が給与は高いのですが、これは決してそちらのスキルの方が価値が高いという訳ではなく、単純に多くの生徒を担当するという事で一般的に高い給与であることが多いです。
相場としましては大体90分1コマ当たり2500円~4000円程度、時給に直すとおよそ1500円~2500円が多い印象です。
かなり幅がありますが、これは後述する項目によって大きく時給が変化するためです。
ただ時給1500円と計算しても、飲食店等のアルバイトの時給が約800円~900円である事を考慮すると、かなり高い時給であるという事がお分かりいただけるかと思います。
②担当する学生の身分
これも大きく給与に関わってきます。
小学6年生に対して中学入試の指導をするのに必要な知識量と、高校3年生に対して難関大学入試の指導をするのに必要な知識量の差は歴然です。
もちろん後者の方が高度な知識が必要ですし、その知識を持っている人の数も限られています。
という事は給与は、小学生よりも中学生、中学生よりも高校生を教えたほうが高くなるという訳です。
③入試対策指導か学校補修指導か
これも②とよく似ているのですが、入試対策指導とは、普段の学校での勉強だけでは志望校合格に必要な学力が足りないために、プラスアルファの知識を学びに来ている中学入試・高校入試・大学入試を控える生徒に対して指導を行う、言わば『ブラッシュアップ(磨き上げる)』の事を言います。
ということは、例えば高校生の大学入試対策指導をするのに、高校と同じことを同じように教えていては全く意味がないのです。
よりハイレベルで専門的な知識が必要となるため、入試対策指導を担当する場合は一般的に給与は高くなります。
一方、学校補修指導とは、学校での勉強についていけなかったり、不安を抱えている生徒に対し、学校で遅れを取らないようにする為に指導をする、言わば『フォローアップ(援助する)』の事を言います。
ということは、もちろん『入試対策指導』に比べて講師に要求されるスキル・知識量も少ないですし、当然その分だけ給与も比較的低めになるのが一般的です。
④自分の学歴(重要)

そしてもう一つ、給与の額に大きく関係する大切な要素があります。
それが、『講師の学歴』です。
塾・家庭教師のアルバイトについての情報が記載されているサイトには、しばしばこのような事が書かれています。
『塾や家庭教師の仕事に、自分の学歴は関係ありません。勉強ができる事とそれを教えられる事は別で、教える能力が高ければいくら低学歴でも大丈夫です。』と。
確かに、いくら勉強ができても、それを他人に分かり易く伝える能力がなければ、教師には向いていないというのは理解ができます。
そういう観点から見れば書かれている事は間違いではないかもしれません。
しかし、みなさん良く考えてみて下さい。
だからと言って『塾講師には学歴は関係ない』と言い切れますか?
ではここである例を出して考えてみましょう。
あなたが塾の経営者、または自分の子供に家庭教師を依頼する親になったとして考えてみて下さい。
あなたが塾の経営者の場合、講師アルバイトの採用試験でAさんとBさんのうちどちらか1人を採用するとします。
AさんとBさんは、学力は同程度で過去の指導経験も同程度。
但し、Aさんは京都大学(一流大学)を卒業。
一方、Bさんは名前も知らない三流大学を中退。
同じ給料でどちらか一人を雇うすれば、あなたはAさんとBさんのどちらを選ぶでしょうか。
ほとんどの人はAさんを選びませんか?
という事は、『学歴』というのはその人の価値を決める重要な要素の一つであるという事です。ましてやこの例のような場合では、学歴の差だけで給与どころか採用・不採用を決めてしまっています。
ではもう一例。あなたが自分の子供に家庭教師を依頼する親の立場だとして、2人のうちどちらか1人と個人契約を結ぶとします。
三流大学中退のBさんは、1コマ60分 2500円 で契約を結ぶことが出来るとします。
そこで、一流大学卒業のAさんの契約条件が同じ 60分 2500円だったならば、皆さんは当然Aさんを選びますよね。
そこで、Aさんの契約条件を少しずつ厳しくしていきましょう。
1コマ60分という条件は変えずに、金額を少しずつ上げていきます。
60分 3000円だったら…?
60分 3500円だったら…?
60分 4000円だったら…?
そうして金額を上げていってAさんとBさんの契約条件を比較したときに、『いくら一流大学のAさんでもこんなに高いのなら三流大学のBさんにお願いした方が良いな』と思った金額が、Bさんの時給2500円と釣り合うAさんの時給です。
例えばその金額が4000円だったとしたら、4000円-2500円=1500円ですので、AさんとBさんの時給の差はなんと1500円という事になります。
つまりは、この一流大学と三流大学の学歴の差=時給1500円なのです。
要するに何が言いたいのかというと、『学歴』と『人に教える能力』は無関係かもしれませんが、『学歴』と『時給(給与)』には強い関係があるという事です。
もしも今、高校生の方で、大学生になったら塾・家庭教師のバイトをしてみたいと考えている方がいるなら、『塾のバイトに学歴は関係ないから』という考えは真っ先に捨ててください。
偏差値が高い学校=良い学校ではありませんが、自分の頭を使って他人に勉強を教える職に就きたいのなら、それなりの勉強をして知識を付けておきましょう。
塾講師アルバイトはしんどい?

さて、塾講師アルバイトが他のアルバイトに比べて給料が高い事がお分かりいただけたかと思いますが、いくら給料が高くても仕事内容があまりに辛いと割に合いませんよね。
という訳でここでは、塾講師のアルバイトはしんどいのかどうかについて詳しく説明します。
他のバイトに比べればチョー楽!
塾講師のバイトは、他のバイトに比べて時給が高いにもかかわらず、通常は比較的ラクな仕事といえるでしょう。
飲食店を例に出すと、1時間の間にお客さんを席まで案内して注文を聞き、厨房に伝えて食事を席まで運び、空いている時間はレジ打ちをしたり…と。あれこれずっと動きっぱなしで座るなんてもってのほかですよね。
それだけ大変な仕事を1時間してもせいぜい1000円しかもらえない訳です。
それに対して塾講師は、集団授業こそ立って授業をしますが、やる仕事は『生徒に勉強を教える事』だけです。ましてや個別指導だと基本的には先生も座って指導をします。
座りっぱなしで生徒と会話を交わしながら自分の好きな教科の勉強を教え、生徒から笑顔で「先生分かったよ!」「先生ありがとう!」と言われる。
そんな生徒を見て自分も嬉しい気持ちになれるのに、なんと1時間で2000円、3000円稼げるのです。

いかに塾講師のアルバイトがやりがいがあって楽しいものかお分かり頂けたでしょうか?
ただし、塾講師のアルバイトには飲食店などのアルバイトと違い、1つだけ注意点があります。
授業の準備時間
これは他のアルバイトにはないものですが、授業を行う上で何も準備をせずに行くと、その授業時間中何をするか決めずに授業をすることになります。
場合によっては何も準備しなくてもいい事もありますが、やはり生徒達やその保護者の方は高いお金を払って塾に通っているわけですから、いくらアルバイトといえど質の良い授業を提供するのが塾講師の役目です。
という訳で、塾講師は授業が始まるまでにその授業の準備をする必要があります。
授業の準備には、例えば授業で使うプリントを印刷したり、授業で取り組む参考書をどれにするか決めたり、生徒にどんな宿題を課すか決めたり、というようなことが含まれます。
もちろんこの準備時間には基本的に時給が発生しない訳ですが、自分の可愛い生徒の為だと思って、この時間を惜しまずに質の良い授業を提供してあげましょう。
まとめ
塾講師のアルバイトについていろいろなことを説明しましたが、その中でも重要なポイントを以下にまとめました。
塾講師のアルバイトで大事なポイント
- 塾には『集団授業』と『個別授業』がある。
- 給料を決める上で重要な要素は4つ『授業形態』『生徒の身分』『指導内容』『講師の学歴』
- その中でも特に重要な要素は『講師の学歴』
- 時給の相場は2000円~3000円、但し上記の要素で大きく変わる。
- 他のアルバイトよりも比較的『楽』
- 自分の好きな教科を教えることが出来る。
- 生徒と会話をしながら指導でき、やりがいを感じることが出来る。
- ただし、授業前の準備は必要。
塾講師のアルバイトの時給を決めるポイントの詳細
時給:高←―――――――――――→低
- 集団授業 > 個別授業
- 高校生 > 中学生 > 小学生
- 入試対策指導 > 学校補習授業
- 高学歴 > 低学歴
いかがでしたでしょうか。このサイトを見て、塾のアルバイトをしてみようと思った方が少しでもいらっしゃれば幸いです(*´ω`)
★筆者プロフィール★
名前:はむたろー (はむ)
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ひとこと:是非私のブログに遊びに来てください!(*''▽'')